切れないハンドル

お酒と結婚したいアラサー女は今日もまっすぐ歩けない

いつ曲がったのかは全くわからなかったが、気付いたら確かに曲がり切っていた

肌が曲がった。

こんな書き方したら、つい今さっき曲がったみたいになってしまうね。

正確には、

「いつ曲がったのかは全くわからなかったが、気付いたら確かに曲がり切っていた。」

 

お肌の曲がり角とはよく言うけど、明確に「ここが曲がり角」というのは自覚できない。(と思う。)

今曲がってます!という瞬間はなかった。まったくわからなかった。

たぶん、お肌の曲がり角というのは、角ではなくて、ゆる~~~いコーナーで、何年も何年もかけて本人も気づかない内にババア肌エリアに到達してしまうものなんだ。

そしてある日、「えっ私のお肌、曲がりすぎ…?」と気付く。

標識もなにもないんだもん。

カーブで言えば30000Rくらいかな。もっとゆるいかな。

とにかくやばい。やばいくらいゆるいカーブ。まじやばい。

 

とにかく、現在は人生史上最低の肌のコンディションなのだ。

私の場合は自業自得でもある。

意識の高い女はきっと10代後半くらいからあれこれスキンケアだの@コスメだのと手を尽くしてキープしてきたんだと思う。

私はコスメカウンターの女性の「お肌きれいですね~☆」を真に受けて、

「ふんっ、スイーツどもめ(笑)見た目にばっかりこだわってバッカみたい(笑)私はBAさんお墨付きの美肌だ(笑)」

と高をくくって何もしなかった故に、今になって絶望の淵に立たされ、あわてふためき、

これまでスイーツどもが当然やってきたスキンケアというスキルが皆無に等しい為、無い知識と技術をおぎなう為に金をかけて後れを取り戻すはめになっている。

いや、もうダメかもわからんね。

 

散々、見た目に執着し絶対かわいい主義のスイーツどもをバカにしていたけど、結局バカなのは私だった。

太宰治なんか読んでいないで@コスメを読んでいればよかったのかもしれない。