切れないハンドル

お酒と結婚したいアラサー女は今日もまっすぐ歩けない

これって何の体質なの

妙な人に絡まれることが多い気がする。

 

先週、ひとりで駅の階段を上っていたら、階段の少し上を私と同じようにひとりで上っているおじさんがいたのだけど、その人が急にくるっと振り返ってこちらに向かってすっごい良い笑顔で「疲れたナァー!」と叫んだ。私はその瞬間、本能的に「やべえ」と感じ顔をそむけて無視したのだけど、数秒後おそるおそるおじさんの方を見たら仁王立ちして真顔でこちらを見下ろしていた。超こわい。田舎の駅なので他に誰もいない。私は階段を上りたい。でも途中で仁王立ちしてるおじさんを追い越さなきゃならない。すれ違わなきゃならない。やだもう無理おうち帰りたい。とか考えていたらおじさんがまた階段を上りだしてくれたのでほっとした。

 

そして今日、コンビニでお弁当を物色していたら知らないおじさんに「これあげましょうか」と買ったばかりと思われるビニール袋に入ったペットボトルの緑茶を差し出された。意味がわからなすぎてフリーズしていたらおじさんは「あ、さっきこれもらったんですよ」と。もらった?このコンビニ今はクジとかやってないよね。なにそれちょう意味わかんない。しかしシカトできる状態でもなかったので「私それ飲めないんですよ、すみません」と丁重に断ったら「そうか飲めないのか」とかブツブツ言いながら立ち去っていった。

 

そのあと仕事の関係で市役所の窓口で手続きしていたら、後ろからでかい声で私がいる窓口に掲示してある注意事項を読み上げるおじさんが。「○○の手続きに必要な書類は!○○と!○○と!○○ですか!」と。無視して提出書類に記入していたら「○○の書類って確か青色の紙だったよなぁ~!」とかでかすぎる独り言を言っていて、さすがに職員の方が「いいえ、違いますが、順番なのでお待ち下さい」と対応したらおじさんはそれを無視して「青じゃなかった?あれ?違ったかぁ~!」などとまだ続けるので職員の方が「いいえ、このような用紙ですが」と実際の用紙を取り出して見せようとしたら「いや!いいよ!別に用はないから!」と言ってフラフラどこかへ消えた。用ないんかい。まぁこれは私が絡まれたわけではないか。

 

今日はいつもより謎の人に遭遇する確率が高かったな。

同僚に相談したら「似たオーラが出てるんだと思う。引き寄せ合ってる。」と言われた。なるほどわからん。