切れないハンドル

お酒と結婚したいアラサー女は今日もまっすぐ歩けない

もどかしい気持ち

なぜか7万円だけ入っている通帳を発見したので、銀行でおろして別の口座に移そうとしてハンコを持って窓口に行ったのさ。

 

ノラ子「6万円おろしたいんですけど」

銀行員「こちらご本人様の口座ですか?」

ノラ子「はい」

銀行員「身分証明書などはお持ちですか?」

ノラ子「えっ?持ってますけど(え?私不審者?)」

銀行員「えーと…別の口座に直接移す形とかではだめですかね」

ノラ子「いいですけど…今日は他の通帳持ってきてないです」

銀行員「何かお買い物をされるんですか?引落しのためですか?」

ノラ子「えっ?え…別に特に…(なんでたった6万でこんな事聞かれるんだ)」

銀行員「どうしても現金でのご出金でないとまずいですか?」

ノラ子「いや別になんでもいいですけど」

銀行員「あ、というかですね…こちらの口座、7万円しか入っていないんですが」

ノラ子「え、あ、はい。だからそこから6万円…」

銀行員「あ!じゃあこちらの用紙にお名前の記入をお願いしまーす」

 

そこからは何事もなくスムーズに手続きできた。身分証も見せなかったし。

「ろくまんえん」と「ひゃくまんえん」を聞き間違えられたのかなと思った。

 

私は滑舌が悪いらしい。「君が喋ると”観葉植物”が”Can you 植物”に聞こえる」とか「フランス語うまそう」とか「酔うとロシア人みたい」とか言われる。なにかを注文するときには「ひとつ」を「ふたつ」に聞き間違えられ、「ふたつ」を「ひとつ」に聞き間違えられることがとても多いので「一個」「二個」って言うようにしてる。地味につらい。「みっつ」「むっつ」も危険。ちなみに午前中は自分の名前でも噛む。