こんな人だったのよ

むかついた勢いで書く。うちのばーさんは元々こまった人だったんだよ。

若いころから人の話が耳に入らなくて自分の言いたいことだけを一方的に話すから基本的に会話が成立しない。

年末に家族みんなで大掃除をしていると、いつのまにかフラ～っといなくなっていて、夕方になるとデパートの紙袋をたくさん抱えて帰ってくる。（掃除きらいショッピングだいすき）

母が嫁いだときにまず言ったのは「あなたね、家事なんてしなくてもいい。家の中でどんなにだらしなくてもいいから、玄関から出たらとにかく綺麗にしていてちょうだい。近所の人にいい嫁ねって言われるように振舞って。」と言い放ったそうな。

私が小学生のときに祖母に夏祭りに連れて行ってもらったときに私のクラスメイトの女の子と遭遇したら、「○○ちゃんｗｗｗ浴衣似合わな～いｗｗｗ変なの～ｗｗｗ」と盛大にdisりまくったので私が夏休み明けに気まずい思いをしたこともある。

私が今でも恨んでいるのは、誕生日や特別な日にだけ買ってもらえたシルバニアファミリーのお人形たちをとても大切にしていたのに、祖母が溺愛していた外孫の男の子（私の従弟）がなにかで入院したときに無断で持ち出しその子に与えたこと。私がとてもとても大切にしていたシルバニアファミリーは、従弟の手によって首や腕がへし折られて再起不能な状態で返却された。あれは泣いた。枯れるほど泣いた。今でも思い出すと苦しい。私にとってのシルバニアファミリーは特別だったんだ。特別なお友達だったんだ。同世代の人ならきっとわかってくれると思う。悔しくて悲しくて、無残な姿になったうさぎやくまが可哀想で、小学2年か3年生の私には耐え難い苦痛だった。同時に、この世には死ぬほど苦しくて納得いかなくて、どうにもできない事があるんだっていう事を知った。そして私はその事件以来、シルバニアファミリーで遊ぶのをやめた。無事だった個体もあったけど、やめた。

シルバニアファミリーは遊びじゃねぇんだよ。ただのおもちゃじゃねぇんだよ。ふざけんなよマジで。シルバニアファミリーにハマってる女の子がいたらマジでバカにすんなよ。シルバニアファミリーは人生なんだよ。覚えとけよマジで。